WordPressを導入したらまずすべき7つの初期設定
サーバーやドメインを契約し、無事にWordPressをインストール。これだけではまだ万全ではありません。
WordPressをしっかりとインターネットの世界で認識してもらうためには、基礎となる設定をしなければいけません。
とは言いつつも、難しい事はありません。やるべき事は決まっているので、順番に設定を進めて行きましょう。もちろん、一度設定すればずっと機能し続けてくれますので、WordPressをインストールした勢いそのままで初期設定も済ませましょう。
Contents
WordPress導入後の6+1の初期設定
まずはWordPressを導入する事により、6つの基礎設定ができるようになります。
そしてもう一つ重要なのが『All in One SEO Pack』です。All in One SEO PackはWordPress運営にあたりとても重要なプラグイン(追加機能)であり、導入必須です。詳細については後ほど解説しますので、まずは基礎設定から順番に解説していきます。
1. 初期設定
それでは順番にWordPressの基礎設定を進めてまいります。
1-1. 一般設定
まず一般設定です。
WordPress管理画面から、『設定』⇒『一般』をクリック。
・サイトタイトル:サイトタイトルを再確認しましょう。詳しくは業種別サイトタイトルの決め方で詳しく解説しています。
・キャッチフレーズ:基本的には空欄を推奨します。All in One SEO Packで細かく設定する事をおすすめします。
・WordPressアドレス:サイトのURLを再確認しましょう。詳しくは独自ドメイン取得5つのポイントで解説しています。
・サイトアドレス:サイトアドレスも、上記同様です。
・メールアドレス:メールアドレスはログインできなくなってしまった時等、パスワードの再発行などで利用しますので、必ず二重チェックしましょう。
・メンバーシップ:WordPressでは、外部のライターさんなどに記事投稿をお願いする際、記事投稿者専用のIDを発行する事ができます。例えばWordPressの全てを外注さんに触れるようにしてしまうと、万が一ですがデザインや構成をぐちゃぐちゃにされて、サイトが使い者にならなくなてしまうリスクもゼロではありません。そんな時に投稿用のIDを発行したりする事もできるのですが、まずはチェックを外しておく事をおすすめします。
・新規ユーザー権限:ユーザー権限は上記メンバーシップ設定とセットのようなものなので、初期設定のままで大丈夫です。
・タイムゾーン:ここは指定がなければ、東京で良いでしょう。
・日付のフォーマット:ここはお好みで設定しましょう。
・時刻フォーマット:こちらもお好みで設定しましょう。
・週の始まり:こちらもお好みで設定しましょう。どうやら日曜始まりのカレンダーは、キリストさんの名残らしいですね。僕自身は月曜始まりが好みです。
・サイトの言語:こちらもお好みで設定しましょう。
最後に『変更を保存』をクリックで設定保存です。
2.投稿設定
次に投稿設定です。
投稿設定はとくに変更せず、初期設定のままで大丈夫です。
3. 表示設定
表示設定では、特に変更がなければ初期状態のままで大丈夫です。
・フロントページの表示:”最新の投稿” を選択すると、サイトのトップページがブログのように新着記事から順番に表示されます。”固定ページ” を選択すると、いわゆるウェブサイトのようなトップページになります。
・1ページ表示投稿数:いわゆるトップページに表示させる記事数を調整する事ができます。トップページからページをめくるのは読者さんにとってはとても手間のかかる作業なので、最低でも5、10~15ぐらいが丁度良いと考えます。少数派ではありますが、中には大手キュレーションサイトでも、永遠と過去記事をスクロールできるテンプレートを採用しているサイトもあります。
・RSS/Atomフィード最新投稿数:こちらは初期のままで大丈夫です。
・RSS/Atomフィードの表示:こちらも同上です。
・検索エンジンでの表示:作成したサイトを検索エンジンに引っかからないようにする場合は、こちらにチェックを入れると検索結果に表示されません。
4. ディスカッション設定
こちらは若干細かな設定が必要ですので、順番に進めてまいりましょう。
4-1. 投稿のデフォルト設定
・この投稿に含まれるリンク~:ここにチェックを入れると、自サイトから発リンク(リンクを貼る事)した時に通知が先方へ届きます。
・Allow link notifications~:上記の反対で、自分のサイトへリンクを貼られた時に通知を受けるかどうかを選択できます。
・新しい投稿へのコメント~:こちらはコメントの選択をする事ができます。
4-2. 他のコメント設定
・コメント投稿者とアドレス:セキュリティ効果upのため、チェック推奨です。
・ユーザー登録のみ:ハードルがとても高いので、ノーチェック推奨です。
・○○以上前の投稿:こちらはお好みで選択です。
・コメントを○○階層以上:こちらもお好みです。
・1ページあたり○○件のコメント:もしコメント欄を活用するのであれば、コメント欄はコンテンツの追加の役割も果たすのでここはできる限り分割せず長く設定する事を推奨です。Google側としてもコメント欄の解放は推奨しています。あとはコメント欄の利用は運営方針次第です。
・○○コメントを各トップ:こちらもお好みでの設定です。
4-3. 自分宛のメール通知設定
僕自信はメール受信ボックスを常にシンプルな状態を維持したいため、こちらはチェックを外しています。
4-4. コメントモデレーション・ブラックリスト設定
スパムコメントに関しては、まずはWordPressの初期状態からインストールされているAkismetというプラグインの設定をしましょう。詳しくは以下の記事で解説しています。
4-5. アバター設定
こちらではコメント欄でのやり取りの際おアバター画像を設定・指定する事ができます。Gravatarを活用すれば、無料でアバター画像を設定する事ができます。
5. メディア設定
ここでは記事投稿時などに画像をアップロードする際の画像の大きさの選択候補の数を指定する事が可能です。
6. パーマリンク設定
最後にパーマリンク設定です。パーマリンクとは、記事ごとのURLの事です。ここはとても重要な設定ですので必ず設定しましょう。
パーマリンク設定では、『カスタム構造』を選択しましょう。
詳しくは独自ドメイン取得5つのポイントで解説していますが、今ではGoogleはURLも単語として判断できますので、URLにはできる限り完結にキーワードを織り交ぜる事をおすすめします。
このように記事ごとにパーマリンク(URL)を設定できるようになります。大手キュレーションサイトでは、管理をスムーズにするために5桁や6桁のランダムな数字を割り当てる事もあります。これも管理面からはとてもおすすめです。
なのでまとめますと、まずパーマリンク設定はカスタム構造を選択する。そして実務では、
・個別にURLを指定する
・もしくは全てシンプルに数字にしてしまう。
このどちらかの選択をおすすめします。僕は個別URLを推奨します。
このような小さな積み重ねが、結構重要です。
7. All in One SEO Pack
WordPress自体の基礎設定は以上で終了です。
そして最後にプラグインである『All in One SEO Pack』の導入をおすすめします。All in One SEO Packでは、WordPressの必要な基礎設定を一通り指定する事が可能です。
・All in One SEO Pack のインストールと初期設定方法
詳しくは上記記事で解説していますので、ぜひご参考にして下さい。
まとめ
最初はとても大変ですし、実際に僕もWordPressなんていじった事も無いし、ITスキルもゼロからのスタートだったのでとても大変でした。しかし、順番に設定する事で必ず設定を最適化する事がはできるし、徐々に取り扱にも慣れてきます。
ぜひ、一つづつ着実にステップアップして頂ければと思います。
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