WordPressでメニューバーを表示させる方法と編集・設定手順【グローバルナビゲーション】
メニューバー(グローバルナビ)の設定は、ブログやホームページのPV数を上げるためにとても重要な設定です。
分かりやすくサイトの概要を表示する事により、興味のある記事や、次の記事を読んでもらえる確率が高まるからです。
ページ回遊率の向上、サイト滞在時間の向上はSEO的にもプラスに働く要素です。
ぜひこれを機に、メニューバーの見直しを行い最適化する事をおすすめします。
・どのようなメニュー配置が最適なのか?
・WordPressでの具体的な設定手順。
主にこの2つのポイントについて解説します。
Contents
1. メニューバーって何!?
メニューバーとはブログやホームページでの以下のナビゲーションメニューの事です。
例えばこのサイトの場合、
この赤枠で囲ったパーツがメニューバーです。
グローバルナビと読んだりもします。
ここにしっかりと重要な情報を詰め込む事で、訪問者さんも目的の記事を発見しやすくなり、PV数(閲覧ページ数)や回遊率、滞在時間の向上を見込むことができます。
冒頭でも申したとおり、長く滞在してもらい、そしてより多くのページを読んでもらう事はSEOでもプラスの効果を得ることができます。
2. WordPressでのメニューバー編集方法
それでは早速、WordPressでのメニューバーの編集方法を図解付きで解説します。
まずはWordPressの管理画面へ行きましょう。
『外観』⇒『メニュー』をクリック。
これがメニューバーの編集ページです。
順番に設定を進めて行きましょう。
2-1. 新規メニュー作成
まずは新規メニューを作成します。
ここでは『グローバルナビ』と名前を付けてみます。
『新規メニューの作成』をクリックし、
『メニューの名前』に分かりやすい名前を入力。
右側にある『メニューを作成』ボタンをクリックして保存。
次にメニュー選択から『グローバルナビ』(先ほど名前を付けたメニュー)を三角のプルダウンから選択し、『選択』をクリック。
画面下の『メインメニュー』『スマホメニュー』にも忘れずにチェックを入れましょう。
これで下準備が完了です。
続いて具体的な設定に入ります。
2-2. カテゴリ設定
まずは一番重要なカテゴリ設定から進めます。
訪問者さんはそれぞれ違った興味をお持ちなので、
カテゴリ分けをする事がサイトを分かりやすくする一番の近道です。
メニューバーにはカテゴリを表示させれば、
とりあえずは問題ないと考えてもらって結構です。
まずはカテゴリ横の『逆三角のボタン』をクリックします。
カテゴリ一覧から表示させたいカテゴリにチェックを入れ、
(ここではコピーライティングカテゴリを追加します。)
『メニューに追加』をクリックすると、
画像の通りメニュー一覧にコピーライティングカテゴリが追加されます。
表示させる順番を変更させたい場合は、
赤枠内の各ボタンをクリックする事で、順番を入れ替える事が可能です。
2-3. カスタムリンク設定
カスタムリンク設定では、
自分の好きなULRに飛ばす事が可能です。
例えば今流行りのオウンドメディアやメディアサイトを運営していて、
集客用のオウンドメディアから自社サイトに飛ばしたい場合、
カスタムリンクに設定する事がおすすめです。
(商品販売ページに飛ばすのも、一つの戦略です。)
『URL』欄に自社サイトのURLを入力。
『リンク文字列』に任意のキーワードを入力。
『メニューに追加』をクリックすると、
メニューバーに自社サイトへのリンクを表示させる事ができます。
このようにメニューバーから自社サイトを紹介する事が可能です。
例えば、従業員が15人しかいない町工場が自社商品の特集サイトを運営していて、
世界でも類を見ない画期的な技術をこと細かに解説していたら、
『これはスゴイ!』
と、世界的企業の部品担当者から問い合わせをもらえるかもしれません。
もちろん、サイトのトップページに目立つようにお問い合わせフォームを設置するのは当然ですが、
このようにメニューバーからも任意のウェブサイトにアクセスを誘導できるという事です。
2-4. 投稿設定
投稿設定では、WordPressの記事内から記事をピックアップして表示する事ができます。
しかし、投稿設定をしてしまうと記事タイトルがメニューバーに入りきらず、サイトデザインが崩れてしう事がほとんどです。
もし記事をメニューバーからリンクさせたいのであれば、
投稿設定よりもカスタムリンク設定でULRを指定して飛ばす方が得策です。
投稿設定はほどんど使う機会はないでしょう。
2-5. 固定ページ
固定ページを利用するととても便利です。
固定ページでは自己紹介やプロフィール、
問い合わせフォームを作成している場合がほとんどです。
特にWordPressのプラグインであるコンタクトフォームを利用している場合は、
ここにチェックを入れるだけでメニューバーにお問い合わせフォームを挿入する事ができるので、おすすめです。
お問い合わせプラグインの詳しい事につきましては、
コンタクトフォーム7の使い方と初期設定方法を参考にして下さい。
3. メニューバー設定の注意点
メニューバーの表示スペースには限りがあります。
タイトルを10文字20文字にしてしまったり、
メニュー(カテゴリ)を10個も20個も詰め込んでしまったら確実に文字化けし、サイトのデザインが崩れてしまいます。
こればかりはお持ちのテンプレートによってデザインは異なるので、
ちょっとずつ確認しながら、設定をすすめる事が重要です。
おすすめしたい情報や見てもらいたい記事に優先順位をつけて表示させるのがコツです。
まとめとメニューバー設定のコツ
以上でメニューバーの設定は完了です。
メニュー設定で重要な事は、
『自分が訪問者としてサイトに訪れた時に、便利な構造になっているのか?』
という事です。
メニューバー設定には答えはありません。
それはサイト事に目的が違うからです。
趣味でブログを運営している人もいれば、
ビジネスで運営している人もいるし、
集客用に運営している場合もあれば、
商品を販売するために運営している場合もあるからです。
サイトが大きくなるにつれ、
方向転換する事もあると思いますが、
基本的にはサイト運営を始める前にしっかりとリサーチをして、
サイト設計図を作成する事が重要です。
ぜひこれを機に、より良いサイトにしていくために、
サイト設計を見直してみるのもいいかもしれません。
サイト設計図の作成がカテゴリ作成に繋がり、
適切なカテゴリ分けが分かりやすいメニュー表示へと繋がります。