WordをPDFに変換するCubePDFのダウンロード方法【無料フリーソフト】
PDFファイルを作成するにはいくつか方法があります。代表例はMicrosoftのWordをそのままPDF化してしまう事です。
しかしWordには2003、2007、2010、2013といくつものバージョンがあり、それぞれ直接PDF化できたりできなかったりします。
ですので今回は、一つで解決できるように、分かりやすく無料で利用できるフリーソフトをご紹介します。使い方も簡単ですので、一度ダウンロードしてしまえばずっと利用する事ができます。
Contents
1. WordをPDFに変換する3つのメリット
まずはWordをPDF化するにはいくつものメリットがあります。その中でも特に重要なポイントを3つピックアップしてみました。
編集される事がない
PDFファイルは、ファイルの中身を “基本的には” 他者が編集する事ができません。(色々PDF専用の編集ソフトはあるのですが、認知度が低いからです。)どうゆう事かというと、たとえば何かのレポートや会議資料を人と共有する場合。Wordファイルで配ってしまうと、誰でも簡単に中身を書きかえる事ができます。ちょっとした操作ミスで内容が削除されてしまうかもしれません。
なのでWordはあくまで何かの参考資料としてデータとして扱う場合、資料共有には向きません。一方でWordをPDF化して配る事により、PDF化した時点で中身を編集する事はできないので、正式に近い形での資料として役割を果たす事ができます。
例えば上場企業をみてもらえれば分かる通り、何かのIRや決算資料には、PDFファイルが利用されています。それぐらい資料の形式として重宝されているのがPDFファイルなのです。
MacとWindowsの互換性
昔よりはだいぶMacもWindowsも距離感が近くなってきてると思います。(WindowsがMacに歩み寄る形にはなりますが。。)しかし、まだまだその壁は高く、その溝が埋まる事はまずないでしょう。
例えばMacでWordファイルを閲覧する場合、基本的にはMicrosoft Officeを導入しなければなりません。(色々他にも対応策はありますが。)しかし、PDFファイルは共通です。今ではMac・Windows関わらず、スマホでもタブレットでも見る事ができます。iPhoneなどでもiBooksを利用すればとてもキレイにPDFを管理する事ができます。
レポートや会議資料としての利用
やはりPDFファイルの一番の使い道は資料共有です。メールでも送る事ができるし、もちろんデータなのでUBSなどで管理・保管する事もできるし、各種クラウドサービスに保管したりアップロードするのもとても簡単です。
例えばビジネスに応用すれば資料共有だけでなく、無料レポートとして顧客に情報を配る事もできるし、製品の使い方や活用方法などの顧客のアフターフォローとしても利用する事ができます。
PDFを電子書籍として扱い、有料で販売する事も可能です。このように、PDFは工夫次第でいくらでもビジネスでの活用方法があります。
2. CubePDFのダウンロード方法
CubePDFは無料で利用できるフリーソフトです。PDFを作成する時はCubePDFを活用し、キレイなPDFを作りましょう。
2-1. まずはインターネット検索
まずは『cubepdf』でインターネット検索し、クリック。
2-2. 無料ダウンロード
トップページから、無料ダウンロードをクリック。
2-3. インストーラーを実行
実行をクリック。
2-4. インストール開始
次へをクリック。
規約に同意し、次へをクリック。
保存先に指定があれば選択。なければ最初の表示のまま次へをクリックで大丈夫です。
ここはお好みで選択し、次へをクリック。
ここもお好みで選択し、次へをクリック。
インストール先を最終確認し、インストールをクリック。
2-5. インストール完了
この画面が表示されれば、無事インストールの完了です。
それでは実際にWordファイルを作成し、PDFを作成してみましょう。
3. WordのファイルをPDF化する方法
早速CubePDFを活用し、Wordで作成したファイルをPDF化してみます。
3-1. Wordでファイルを作ろう
ちょっとデザイン的にはイケてないですが、Wordでファイルを作成してみました。文字入力はもちろんの事、赤字や黄色での帯背景、画像の挿入とフッターにコピーライトも記入し、Wordの基本的な要素は詰め込みました。このWordファイルをCubePDFを活用し、PDFファイルにしていきます。
3-2. 印刷へ進む
CubePDFでWordファイルをPDF化するには、メニューから印刷へ進みます。
3-3. CubePDFを選択
プリンタ一覧画面から、『CubePDF』を選択し、『OK』をクリック。
3-4. 変換する
CubePDFのデータ変換ページに来ました。もし保存先を指定したいのであれば出力ファイル先を指定し、変換をクリック。
3-5. PDFの完成
無事、WordファイルをPDFファイルに変換する事ができました。
もうこの時点で指定したファイルには保存されていますし、このPDFの画面上から、また新たにファイル名を変えたり保存先を変える事ができます。
まとめと無限の活用例
こらからさらに時代の情報化は進むので、このようにファイルやデータを編集し、保存したり共有したりするスキルは必須の時代となります。今はクラウドサービスもとても発達しているので、世界中どこからでも瞬時に情報を共有する事ができます。
もちろん、PDFはただ資料の共有をしたり、情報を共有するだけのものではありません。様々なビジネスにも活かす事ができます。
例えば美容院を経営していた場合。お客様のフォローなどにも利用する事ができますね。
新規にご来店頂いたお客様に、フォローメールと同時に髪の毛のメンテナンスのコツをまとめたレポートや、もしくは店長のプロフィールなどをまとめたレポートなどをPDF化してお送りしても良いかもしれません。一気にファン化する事も可能です。
今では実店舗であればLINE@との相性も抜群ですしね。今ならLINE@でレポートを送れば、8割9割を越える確率でレポートを見てもらう事ができるでしょう。メールマーケティングと比べると考えられない数字です。
こんな事やってる美容院なんて皆無に等しいと思うので、アフターフォローで価値あるレポートをPDF化して送るだけで、頭1つ2つどころか、5つも10つ(なんてよ読むんだー笑。)も差をつける事ができると思います。
PDFは、パソコンからも、スマホからも、タブレットからもワンクリックで見れるので、IT機器の取り扱いが苦手な方でも問題なく価値を届ける事ができます。
PDFでの情報提供はどんなジャンルのビジネスにも応用できますし、情報化社会では情報を的確に扱える事が必須のスキルとなってきます。可能性は無限大です。ぜひこれを機会に、ご自身のビジネスで何かPDFを活用して価値を提供できないか?これについて考えてみて下さい。
(追伸:ちなみに『10つ』についてですが、1つ2つ・・という数え方は1~9までの数字に適応されるものであり、10以降~の数字に『○○つ』という呼び方や表記はしないという事です。)