QUESTフォーミュラとは?鉄板セールスコピーライティングテンプレート
ブログやホームページで商品を販売しているのに、なかなか売り上げが伸びないという悩みを抱いた事はありませんか?
インターネットで商品を販売する上で、一番重要なのはコピーライティングのスキルです。コピーライティングとは、Copy(文章)+ Writing(執筆)=”文章執筆” の事です。
インターネット上にはSEOやら、SNSなどのアクセス集めなど様々なテクニックがありますが、それらは全てパーツの1部にしか過ぎず、売り上げを決める一番重要なポイントはコピーライティングのスキルです。
なぜならば、どんだけサイトのデザインがキレイだろうとも、どんだけキレイな写真をサイトにupしようとも、最終的には文章で人は行動を決めるからです。
中には、動画や音声で説明した方がより伝わりやすい商品もあるでしょう。しかし、動画や音声を作成する時に必要な台本にも、コピーライティングの技術が必要となってきます。
今回は『インターネットを活用して売り上げをあげる』というポイントの特化して、一番反応率が取れると言われているセールスコピーライティングテンプレート、『QUESTフォーミュラ』について解説します。
Contents
QUEST(クエスト)フォーミュラとは?
QUESTフォーミュラとは、QUEST(※詳細は後述します)、フォーミュラ(型)という事で、文章を書く上での流れを示してくれるいわゆるテンプレートのようなものです。
例えば通販番組なんか見てもらうと分かりますが、あれってほとんど全てが同じような流れで構成されています。それはセールスのテンプレートに当てはめて流れを作る事で、売り上げを最大化する事ができるからです。
それと同じで文章で商品やサービスを販売する場合も、やはり流れというものがあるのです。それがこれから解説する
それでは順番に解説していきます。
QUESTフォーミュラ5つの構成要素
QUESTフォーミュラは、以下の5つの構成要素で成り立ちます。
・Q=Qualify(約束)
・U=Understand(理解・共感)
・E=Educate(教育)
・S=Stimulate(鼓舞)
・T=Transition(行動)
このQUESTの流れに沿って文章を構成する事により、成約率を高める事ができます。
・Qualify(約束)
Qualifyには、こちらから相手に向けて働きかけるというような意味がありますが、QuestフォーミュラにおいてQualufyの段階を、僕は“約束”と定義付けます。
なぜならば、冒頭で興味を引き、メリットや提供できる価値を提示できなければ、読み進めてもらう事ができないからです。そしてこのQualifyを証明するために、これからQUESTの流れで文章を書き進めていきます。なのでまずQualifyでは、自分ができる事やこれから伝える事を約束・宣言します。例えば、
『この記事は約7分で読み終える事ができ、1日5分の運動で1ヶ月後に3キロ痩せる方法をお伝えします。』
のような感じです。まず先に読む事で得られるメリットと、提供したいゴールを提示するのがQualifyの段階でやるべき事です。
・Understand(理解と共感)
続いてUnderstandでは、その悩みについて共感を示します。例えば、
『あなたはポッコリお腹に悩んでいるという事ですが、その気持ちとても分かります。なぜならば、私も1年前まではポッコリお腹に悩まされ、でスーツをカッコ良く着こなす事ができなかったからです。
学生時代はずっとサッカー部に所属していたのですが、引退したと同時にブクブクと太りはじめ、それまで着ていた服が全く着れなくなってしまい、彼女にもフラれてしまい、とても悔しい思いをしたのです。』
と、ちょっと強引ですが具体的なエピソードがあれば、説得性はさらに上がります。
・Educate(教育)
Educateでは教育を差しますが、あまり教育という言葉は適切でない感じがします。分かりやすく教育のままで話を進めますと、教育とは、提供する商品やサービスの価値や、他の商品やサービスと比べてどのように優れているかを説明する事です。例えば、
『他社さんには無い独自のサポートがついていますよ!』とか、
『実はダイエットするには食事制限するよりも、運動を取り入れた方がリバウンドする可能性も低くなるのでオススメですよ!』などですね。
ここでは簡単に一言フレーズを例に上げましたが、ここではできる限り詳細に販売したい商品やサービスの特徴を説明する事が重要です。デメリットがある場合もしっかりと説明し、それの解決方法や、デメリットをカバーするようなサービスをプラスするように説明する事で、さらに信頼感が増し、反応率は上がります。
・Stimulate(鼓舞)
商品内容を一通り説明して、Stimulateの段階では鼓舞(興奮)させます。
例えば痩せれば異性にモテるようになりますよ。とか、ビジネスを学んで成功したら高級車や高級マンションに住む事がでるし、値札を気にせずお気に入りのブランドで買い物ができますよ!とかですね。
僕自身は車・家・ブランド品には全く興味がないので、いくらこのような事を並べ立てられても心惹かれる事はないのですが、このように商品を通じて得られる未来などを提示する事により、人は行動する事を考え始めます。
提供する商品やサービス、顧客属性によってここは変わってきます。
・Transition(行動)
最後にTransitionです。行動を促します。
ここで重要なのは、しっかりとCTA(コールトゥアクション=行動喚起)を示す事であり、
今すぐクリックして申し込みページに進んで欲しいのか?1週間の無料お試し期間に申し込みして欲しいのか?それとも無料資料請求をして欲しいのか?取ってほしい行動をしっかりと明示する事です。それもできるだけ分かりやすくボタン画像を設置したり、分かりやすいテキストで表示させる事が重要です。
商品を販売する事だけが全てでなく、例えばFacebookのシェアやTwitterのリツイート、無料電子書籍のダウンロードなどでも大丈夫です。
多くの人が夏休みの最終日に駆け込みで宿題を仕上げるように、人は時間の区切りがなければ行動を起こしません。なので期間限定での募集にしたり、販売数や募集人数に限りをつける事で、売り上げをさらに伸ばす事も可能です。
とにかくゴールをしっかりと一つ決め、それに向かってQUESTの流れで文章を構成するのがQUESTフォーミュラの役割です。
普段の発信からQUESTフォーミュラを利用しよう
このように、QUESTフォーミュラは商品を販売し、売り上げを立てる事だけが目標ではありません。Facebookのファンを増やしたり、Twitterのフォロワーを増やしたり、無料電子書籍をダウンロードしてもらう事も立派なゴールになります。
コピーライティングのスキルは、文章を書く事でしか上達しません。超一流のコピーライター達も、日々の鍛錬を欠かしません。普段のブログ更新やFacebook投稿などの積み重ねがとても重要です。そしてコピーライティングのスキルは才能や学歴といった要素が全く関係無いので、誰にでも大きなチャンスがあるのが大きな魅力の一つです。
『これからは動画の時代だ!』なんて事はよく言われますが、それは事実で実際にGoogleも動画(YouTube)の価値はこれからどんどん高くなっていくと言っております。しかし、その動画の台本を構成するのはコピーライティングのスキルであり、コピーライティングは人間の欲や行動など、最も深いとこに根ざした普遍的なスキルなのです。
まとめとQUESTフォーミュラは全てではないという事
コピーライティングに答えはありません。なのでQUESTフォーミュラも全てではありません。
しかし、一番反応が取れるフォーミュラという事で、慣れないうちは教科書をなぞるように取り入れる事をおすすめします。
武道などの世界で言われている『守・破・離』の精神のように、まずは型を忠実に守り、基礎固めする事がどの世界においても重要です。そしていつしか型から外れても戦える時。それが一流と呼べる時なのかもしれません。
ぜひ日々の発信の中にQUESTフォーミュラを取り入れて頂ければと思います。
さらに深くコピーライティングを学びたいのであれば、
10年間で50億円を売り上げたWebマーケティング会社が提供する、
Catch the Writingで学ぶことをオススメします。