ランディングページの長さと成約率の関係。売れるLP構成とは?
今回はランディングページの長さと成約率の関係について考えてみます。
無料案件(お試し登録や無料メルマガ)、有料案件(有料商品販売)と、2つの視点からLPの長さについて考える事で、ランディングページを深く理解する事ができます。
ランディングページ作成にはコストも労力も必要になりますので、できる限り最短で、できる限り最小コストで作成する必要がああります。
成約率と長さの関係を理解する事により、売れるランディングページに1歩近づきます。
Contents
1. 短いランディングページの特徴
短いランディングページの特徴を3つピックアップします。
・クリック率が高まる。
・特徴を伝えきれない。
・LPもどんな文章も、短いにこした事はない
順番に解説していきます。
1-1)LPが短いとクリック率が高まる
ランディングページを短くすれば、
その分CTA(コールトゥアクション)目立つのでクリック率や登録率が高まります。
CTAとは、オファーと考えてもらって結構です。
ランディングページの目的は、オファーに向けて行動してもらう事です。
なのでできる限りシンプルの方が良いという事です。
1-2)LPが短いと特徴を伝えきれない
これはデメリットになる部分でしょう。
短くすれば当然、特徴を伝えきる事ができません。
無料の案件であればまだ打ち出し方で登録率をあげる事も可能ですが、これが有料案件だとそうはいきません。
やはり有料オファーであれば、その分メリットもデメリットもしっかりと伝えなければならないので、必然的に文章量は多くなります。
1-3)LPもどんな文章も、短いにこした事はない
これは文書を書く時にも言えますが、
短ければ短いほど良いに決まっています。
例えば質問のやり取りをしている場合でも、
一言でバシッと返答した方がどんどん言葉のキャッチボールが続きます。
一方でグダグダと返答してしまった場合、
結局何が言いたいの?
ってことも多々あります。
特にLPに訪れる時はただなんとなくクリックしてLPに辿りついたという場合がほとんどです。
そのような一見さんの訪問者さんにガッチガチの長文を見せても、ほとんど最後まで読まれる事はないでしょう。
なのでできるかぎり短く要点をまとめる事を意識しましょう。
2. 長いランディングページの特徴
長いランディングページには、
・LPはクリック率が下がる
・特徴をしっかりと伝える事ができる
・LPを作成するには最低限のスキルが必要
大きくこのような特徴があります。
2-1)LPはクリック率が下がる傾向にある
文章が長ければ長いほど、
離脱率が高まるので同時にクリック率が下がります。
現代人は忙しいのでわざわざ丁寧に一字一句最後まで読むような時間はないからです。
けどこれには改善点があります。
CTAの置き方でクリック率を高める事ができるので、この方法は後で改めて解説します。
2-2)LPは特徴をしっかりと伝える事ができる
LPが長ければ長いほど、メリットやデメリット等の情報をしっかりとお伝えする事ができます。
特に有料の商品の場合は、しっかりと商品内容を説明し、納得してもらう必要があります。なので長いLPは離脱率を高めてしまいますが、それと同時に多くの情報を伝える事ができるという事です。
2-3)LPを作成するには最低限のスキルが必要
やはり長いLPを作成するには、
セールスのライティングスキルが必要になってきます。
しかし、セールスライティングにはすでに雛型があるので、
基本的には型にそってパーツを埋めていくような感覚なので、
あとはやるだけのような感じです。
・セールスコピーライティングテンプレート『QUESTフォーミュラ』
なのでこればかりは日々の訓練という感じですね。
3. 成約率を高めるCTAの置き方
CTA(コールトゥアクション)とは冒頭で言った通り、
一言でいえば “オファー” ですね。
・無料お試しやメルマガ等の登録フォーム
・有料商品の決済ボタン
この2つのパターンから解説してみましょう。
3-1)無料お試しやメルマガ等の登録フォーム
無料案件の場合で重要な事、それは、
ファーストビューもしくはファーストビュー直下に登録フォームを置く。
という事です。
ファーストビューとは、
ページを開いて一番最初に表示される画面の事です。
なのでファーストビューにはキャッチコピーを表示させ、
キャッチで興味を引き付けてそのまま登録をしてもらう。
無料案件ではこれが重要です。
あとはそのまま流れでメリット等を説明し、
また最後に登録フォームを置く。
この最初と最後の2個置きが基本です。
もしくは途中にも置いて3個置きぐらいでしょうか。
なので無料案件の場合は、
基本は最初と最後の2個置きであるという事です。
3-2)有料商品の決済ボタン
有料商品といっても金額が1万円を越えるちゃんとメリット、デメリットを伝えなければ売れないので、縦長のセールスレターが必要になってきます。
ランディングページはセールスレターと違ってもっとライトな位置づけなので、
ここでは1万円以下の商品である事を前提にしましょう。
有料商品の場合、ファーストビュー周辺にいきなり決済リンクを置いてはいけません。
いきなり有料商品をポチッと購入する人などいないからです。
なので有料商品の場合は残り3分の1程度の後半部分に、
そして最後の部分に2つ目。もしくは3つ目を置くのが最適な配置になります。
なので有料決済ボタンの場合はできる限り後半に決済ボタンを置く。
そしてそこまで文章を呼んでもらい、魅力を感じてもらうためにセールスライティングのスキルが必要となってきます。
まとめとLPは長さではないという事
売れるランディングページという事で、
短いLPの特徴、長いLPの特徴。
と2つの視点から解説してみました。
要は反応率が取れれば良いだけで、
答えは無いという事です。
もちろん、強烈な一言だけで反応が取れればそれだけでOKですし、
もしかしたら商品によっては画像1枚だけで納得して登録してくれる事もあるだろうし、
場合によっては説明動画を埋め込み、動画で内容を解説する方が適切かもしれません。
反応率を取るLPを作るコツは、
地道なテストを繰り返すしかないという事です。
インターネットマーケティングは、数字が全てです。
そしてランディングページのテンプレートをしっかりと理解する事が、最小のコストで最大の結果を出すための秘訣です。
闇雲にテストを繰り返したら、LP作成費、広告を利用する場合は広告費、組織の場合でも個人の場合でも作業に費やした分の人件費が発生してしまいますからね。
普段から気になる広告があったらクリックしてみてランディングページを確認してみる。そして気になったら登録してみてセールスまでの流れも体験してみる。
これも、マーケタ―にとっては重要なリサーチとなるでしょう。
日々の積み重ねが、反応率を取れるランディングページを作成するコツです。