Facebookページの作り方と初期設定方法
ここ数年で一気にスマートフォンが普及し、一人一台スマホを持つ時代になりました。それと同時にワンクリックでお手軽に情報をシェアしたりリツイートできるソーシャルメディアも発達してきました。
今では検索エンジンで情報収集するよりも、ソーシャルメディアで情報を収集する割合も増えつつあるというデータもあります。このように現代ではビジネスを行う上でソーシャルメディアの活用は必須となっております。
ネット上での広告費も年々高騰しており、どんどん1つのアクセスの価値が高まっています。無料で利用できるものは全て活用べきである。これはアクセス集めの基本であると僕は考えます。もちろん、資金に余裕があれば広告費を掛ければさらにビジネスを加速させる事ができます。
Facebookは実名登録という性質上、そのアクセスにはとても大きな価値があります。今回はFacebookページのアカウント開設方法と初期設定方法を解説します。
Contents
Facebookページできること
ビジネスを行うのであれば、Facebookページの運用は必須です。
Facebookページではまず無料で情報発信する事ができ、Facebook内の広告を利用すれば有料でアクセスを集める事ができます。
その他様々な情報を入力する事ができるので、実店舗を経営しているのであれば店舗の住所や電話番号を掲載する事ができ、Facebookで集めたアクセスを自社ホームページや自社商品販売ページに流す事ができます。
一つ重要なポイントは、自身の普段のFacebook活用を思い出してもらえば分かるのですが、Facebook上で有料の商品はあまり購入されないというデータが出ています。ですのでFacebook上で有料・無料問わずアクセスを集めサービスや商品を直接売るのではなく、あくまでFacebookは中継地点である、Facebookのさらに先にゴールを決めそこへ向けた橋渡しの役割である。この意識がFacebookの特徴を最大限に発揮させるためのポイントです。
それでは実際にFacebookページのアカウント開設方法から進めて行きましょう。
1. お持ちのFacebookアカウントにログイン
まずはお持ちのFacebookアカウントにログインし、サイドバーに『Facebookページを作成』というメニューがあるのでクリック。
2. 業種を選ぼう
これから作成するFacebookページにはどのような目的があるのか?それを考えて上でジャンルを選択しましょう。例えば美容院なら地域ビジネス、会社のHPなら会社または団体、自社製品の化粧品ならブランドまたは製品、歌手ならアーティスト、ニュースサイトなら芸能・エンタメ、ビジネスや趣味などででコアな発信をする場合は、コミュニティなんかを選択しても良いかもしれません。(これはあくまで一例です。)
Facebookページはいくつでも作る事ができるので、色々試してみるのも良いかもしれません。
3. カテゴリ・名称決め
それでは今回は仮という事で、ウェブマーケティング専門の会社を経営しており、ウェブマーケティング情報サイトのFacebookページを作る事として話を進めましょう。
・上欄のタブからページのカテゴリを決める
・下欄のに希望するFacebookページ名を入力する。
上記2点を入力したら、『スタート』をクリック。
4. 設定を進める
それでは流れに沿って項目を入力していきます。すでに決まっている場合は順番に入力し、まだ詳細が決まっていない場合は後からでも変更できるので、スキップして大丈夫です。
スキップしてOK。
スキップしてOK。すでにプロフィール写真が決まっている場合は、アップロードをクリックし、写真の画像ファイルを選択しましょう。
こちらは任意で大丈夫です。自分が管理するFacebookページはちゃんと表示されるので、まずはスキップで良いでしょう。
実名登録が基本であるFacebookは、こちらからのアプローチする事に対して上記のように詳細な設定ができる事が最大の魅力です。あとで入力する場合は『スキップ』で大丈夫です。
5. Facebookページの作成完了
これにてFacebookページの作成は完了です。それでは次に初期設定へ進みましょう。
6. まずはFBページを非公開に
設定を終えるまで、作製したFacebookページを非公開の状態にします。
右上の『設定』タブをクリック。
ページを非公開にチェックを入れ、『変更を保存』をクリック。
これで非公開になりました。続いて画像を設定していきます。
7. プロフィール写真の変更
まずはプロフィール写真を変更しましょう。
『写真を追加』をクリック。
パソコン内にあるMacのキーボード画像をアップロードしてみました。ここで設定した画像がプロフィールの画像になります。あとから変更も可能です。
プロフィール写真の大きさ
Facebookページでプロフィール写真を設定するには、
最低でも『縦180ピクセル × 横180ピクセル』の大きさが必要です。
そして実際表示される大きさが、
パソコン:縦160ピクセル × 横160ピクセル
スマホ:縦140ピクセル × 横140ピクセル
のようになってしまうので、閲覧するデバイスによって見える大きさが変わってしまいます。ですので、例えばプロフィール写真を自社アイコンなどで外注する場合は、その辺りも考慮して画像作成する事をおすすめします。
8. カバー写真の変更
続いてカバー写真の変更です。
『カバーを追加』をクリック。
画像をアップロードし『カバーをドラッグして再配置』の表記がある間は、画像を左クリックしながら上下させると写真の位置をコントロールできます。調整が終わりましたら『変更を保存』をクリック。
これにてカバー写真の変更も終了です。そして一点ここで注意点なのですが、画像の赤枠で囲ったとおり、Facebookページはページ名とカテゴリ名が『白文字』で表記されてしまいます。
ですので画像の上記画像のとおり背景が白系になってしまうと、白文字と被って文字が見えにくくなってしまうんですよね。ですのでしっかりとページ名やカテゴリ名をアピールしたい場合は、白文字がしっかりと見えるような背景色を選ぶ事をおすすめします。
カバー写真の大きさ
Facebookページのカバー写真の大きさは、
最低でも『縦150ピクセル × 横399ピクセル』の大きさが必要です。
そして実際表示される大きさが、
パソコン:縦315ピクセル × 横815ピクセル
スマホ:縦360ピクセル × 横640ピクセル
での表示になります。こちらもデバイスによって自動で修正されてしまうので、その点も考慮して画像選択、もしくは画像作成する必要があります。
9. 画像選びの重要性
『人は見た目で9割決まる』と言われる通り、第一印象というのはとても重要です。それはWebサイトでも同じです。
例えばホームページの制作会社を経営している場合。その会社のホームページが素人がHTMLで記述したような、10年ぐらい前のいわゆる初期の『ホームページ』のようなデザインだった場合、まず仕事の問い合わせが来る事はないでしょう。今はとてもおしゃれなサイトが多いですからね。(僕なら逆にちょっと興味を持ってしまうかもしれませんが。)
それに加え社会心理学用語で、『認知的不協和』という言葉があります。簡単に言えば認知的不協和とは、人間は矛盾や違和感を感じたらそれを解消する方向に行動するという事です。
例えば車の情報サイトなのにトップページが将棋の盤面の画像だった場合、人は車か将棋なのか頭が混乱してしまい、そのページに違和感を感じサイトから出ようという行動を取るという事です。
↑例えばこれはご存じクックパッドのトップページの画像ですが、飲食関係って黄色系の暖色との相性が良いと言われており、ロゴマークもコック帽でレシピサイトをイメージさせるロゴマークとなっております。ついでに今現在12月でクリスマスも近いので、ロゴもクリスマスにアレンジしており、非常に親近感を感じる事もできます。
違和感なく、ストレスもなくサイトを活用する事ができます。
なので画像を選ぶ時にはただキレイな画像を選ぶのではなく、しっかりとサイトコンセプトに合った画像を選ぶ必要があり、かつ成約に結びつくような関連性のある画像を活用できればなお良しです。
そこで重要なのがサイトコンセプトです。メディアを立ち上げる前にしっかりとゴール(有料・無料問わずの成約)を設定し、ターゲットやコンセプト、サイトタイトル等を作り込まなければならないのです。
10. 業種・業態に合わせて詳細設定を
以上で基本的な設定は完了になります。
準備が整ったら『設定』タブから公開範囲を選択し、公開をクリックして無事閲覧できるようになります。
トップページから『基本データ』を選択する事により、様々な詳細情報(アピールしたい事)を入力する事もできますし、
トップページ右上の『設定』タブをクリックする事により、主にプライバシーに関わる詳細な設定をする事も可能です。
まとめ
以上、Facebookページの最も基礎となる初期設定方法を解説してきました。
せっかく無料で利用できるのだから、できる限り有効活用する。これがアクセス集めにおける僕の基本的な考えです考えです。
例えば美容院や飲食店を経営している場合。店舗の住所や電話番号の入力は必須でしょう。それ以外にも自社の公式Facebookページの場合、自社のホームページのURLを掲載して、自社サイトのアクセスを流す事は必須事項です。
(※ちなみにFacebookページ名に『公式』という文字を入れる事は規約違反になってしまうのでご注意ください。)
なのでただ単に『なんかみんなやってるからFacebookページを運営してみよう。』ではなく、何のためにやるのか?ビジネスの一連の流れの中でどのような役割があるのか?訪問してくれたお客様にどのような行動をとってもらいたいのか?ここまでしっかりと考えてFacebookページを運用する事が重要です。