ブログの書き方のコツとWordPressでの記事投稿方法【初心者向け】
ブログの書き方のコツと、SEOを最適化するためのWordPressでの記事投稿方法を解説します。
実際のWordPressでの画面の画像をもとにステップアップ形式で解説をしていくので、初心者の場合でも難なく最適な形で投稿できるようになりますし、中上級者の場合でも、もしかしたら見落としがるかもしれないので参考になると思います。
一見、地味な設定の積み重ねのように感じますが、将来的なSEOやアクセスアップの事を考えると、これらの設定をするかしないかで雲泥の差になるでしょう。
一度身につけさえすれば、何も考えず無意識で最適な形で記事投稿できるようになりますので、まずはしっかりと基本を身につけましょう。
Contents
1. 記事投稿画面を表示させよう
まずは記事投稿画面へ行きましょう。
WordPress管理画面から、『投稿』⇒『新規追加』をクリック。
これが記事投稿画面の全体像です。こちらの画面から一つづつブログ記事に必要なパーツを埋めて行きましょう。
2. 記事タイトルを入力しよう
それでは早速、記事執筆に移ります。まずはブログ記事のタイトルを入力しましょう。
記事タイトルをつける時のコツは、“検索エンジンで表示させたいキーワードを盛り込む” という事です。
例えば、ダイエットする時の朝食のとり方についての記事を書く時は、『朝食ダイエット』とか、睡眠を深くするための記事を書く時は『安眠』など、そのテーマに合った言葉で検索エンジンで上位表示させたいキーワードをタイトルに入れましょう。
タイトルのつけ方のコツについては以下の記事でもっと詳しく解説していますので、ぜひそちらもご参照下さい。
・ブログの記事タイトルを決める時におさえるべき3つのポイント
3. パーマリンクを設定しよう
パーマリンクとは、記事のURLの事です。
初期状態では、記事タイトルがそのままパーマリンクに設定されてしまいます。日本語URLだと非常に不都合が多いので、必ずここは英数字に変更しましょう。赤枠で囲った『編集』ボタンをクリックすると、パーマリンクを好きな文字列に指定する事ができます。
もし編集できないようであれば、パーマリンクの基礎設定ができていない可能性があるので、WordPressを導入したらまずすべき7つの初期設定の6番でパーマリンクの基礎設定の方法を解説しているので、まずはそちらの設定をしてください。
僕は2つのパーマリンクの設定パターンを推奨していますので、順番に解説します。
3-1. キーワード
パーマリンク(URL)はキーワードで設定する事を推奨します。今回は記事タイトルが『テスト記事』なので、そのままパーマリンクも『test-kiji』に設定します。
今ではGoogleはURLのキーワードも単語として認識できますので、本気で検索エンジンで上位表示を狙うのであれば、ここまで細かに意識を配る必要があります。
3-2. 数字
『一記事一記事、キーワードをパーマリンク設定するのは大変だなぁ。。』と思われる場合は、数字でも全然大丈夫です。パーマリンクをキーワードにしたって、検索エンジンに与える影響はほんの微々たるものなので、正直どちらでもあまり変わらないからです。
ちなみに月間数百万PVを誇る大手キュレーションメディアなどは、管理をシンプルにするため数字をパーマリンクに設定している場合が多いです。なのでまだ慣れないうちは、数字で管理する事ををすすめします。
上の画像ではハイフンが入ってしまってますが、4ケタ、もしくは5ケタぐらいの数字で管理すれば問題はないでしょう。
4. 記事本文を書こう
それでは次は記事本文の書き方です。記事の書き方には『ビジュアルエディタ』と『テキストエディタ』の2通りの書き方があります。順番に解説します。
4-1. ビジュアルエディタで記事を書く方法
ビジュアルエディタは、比較的初心者向けの記事投稿方法です。投稿画面上から文字を大きくしたり、太くしたり、装飾したりする事ができます。
ちょっと色が多くて見にくいですが、画像の通り、画面からワンタッチで小見出しを作成したり、記事の色を変えたり、背景色を付けたり文字を大きくしたり太くしたりする事ができます。
ちなみにTinyMCE Advancedというプラグインをインストールすると、ビジュアルエディタ画面での機能を追加する事ができるので、ビジュアルエディタを利用する場合はおすすめのプラグインです。
・TinyMCE Advancedの使い方とインストール方法
4-2. テキストエディタで記事を書く方法
僕はいつもテキストエディタを利用して記事を書いています。
慣れるとテキストエディタの方がシンプルで、とても作業が捗ります。
もっと具体的に言うと、WordPressでは記事を執筆しておらず、パソコンのテキストエディタを利用して記事を書き、記事が完成したらWordPressのテキストエディタ画面にコピー&ペースト。そこからWordPressの『プレビュー』をクリックして実際の表示画面を確認し、不備があれば修正。そこから公開するような流れです。
ご覧の通りテキストエディタで記事編集する場合は若干のHTMLの知識が必要になりますが、小見出しタグのh2/h3タグとか、文字を赤くする、黄色の背景色を付ける、文字を太字にするぐらいしか利用しないので、難しい事は何一つありません。詳しくは『○○ html』で検索すると全て答えは出てきますので、すぐに身につけられると思います。
あともう一つ重要な話がありまして、コピーライティング(文章スキル)の世界では、白背景に黒文字の組み合わせが一番反応率が高いというテスト結果が出ています。これはどこの国でも、どの言語でも同じですので、やたら文字を赤くしたり、黄色の背景色を使って文字を目立たせるよりも、できる限りシンプルに記事を書く事を僕は推奨しています。
4-3. 小ワザ集
ちょっとした小ワザをご紹介します。
先ほど僕はテキストエディタでまずは記事を完成させると言いましたが、もしWordPressで直接記事を書く場合は、赤枠の『集中執筆モード』をクリックすると、WordPress管理画面の余計なメニューが無くなり、非常に集中して記事を書けるようになります。
ビジュアルエディタで記事を書く場合は、赤枠の『フルスクリーンボタン』をクリックすると、全画面表示で記事を書くことができるので、非常に作業が捗ると思います。
ここまで設定したら、念のため記事編集画面から『下書きとして保存』をクリックし、設定を保存しておきましょう。
4-4. ライティングテクニック
文章を書くって、すごい難しいですよね。一夜漬けでは上手くならないですし。
よく文章は毎日書かなきゃ上手くならないなんて言われますが、そうは言いつつも、しっかりとした基礎が無ければいくら文章を書いてもムダな努力になってしまう可能性もあります。
文章を書く時テクニックは上記で一覧としてまとめてますので、ちょっとづつライティングスキルを向上させていきましょう。
5. カテゴリー設定
記事本文の執筆が終わったら、次は記事のカテゴリーを指定します。
記事編集画面、右側にカテゴリ―選択画面がありますので、その中から記事のテーマに合ったカテゴリーを選択します。もし該当するカテゴリ―が無い場合は、『新規カテゴリーを追加』をクリックすると、新規でカテゴリ―を作成する事が可能です。
しっかりカテゴリ―分けをして、テーマにあった記事を書いて行くのがコツです。
6. アイキャッチ画像設定
次にアイキャッチ画像を設定しましょう。アイキャッチ画像とは、名の通り記事の顔となる画像の事です。
記事投稿画面の右側にアイキャッチ画像の設定メニューがあるので、『アイキャッチ画像を設定』をクリックします。ここからアイキャッチに指定したい画像を選択しましょう。たとえば僕のサイトの場合、
トップページの記事一覧画面に表示される画像。
記事本文の導入部分で表示される画像。
Facebookページに表示されるこれらの画像がアイキャッチ画像になります。
6-1. アイキャッチ画像設定のコツ
アイキャッチ画像設定のコツは、できる限り記事のテーマに合った画像を選択する事です。なぜならば、違和感を感じるとページからの離脱率が高くなってしまうからです。
例えばアイキャッチ画像が『ジュワーッ!』としたアッツアツの美味しそうな霜降り炭火焼肉の画像なのに、記事を見てみたら大学院博士課程レベルの物理学の研究に関する記事だったら、頭が一瞬混乱しますよね?
焼肉?物理?って。
人間って結構繊細にこのような違和感を受け取ってしまうので、結果的に離脱率が高まってしまいます。ですのでアイキャッチ画像にはできる限り記事の内容に合った画像を設定しましょう。
ここまでが基本的な記事投稿方法になります。さらにアクセスアップを目指し、SEO効果を最大化するために、記事投稿方法の応用編に進みましょう。
7. All in One SEO Pack でSEOの詳細設定をする
さて、ここまでは一般的な記事投稿方法の解説でしたが、SEO(検索エンジン上位表示)を意識するのであれば、ここからの設定がとても重要です。
ここからの設定は、All in One SEO PackというWordPressを始めたら導入必須のプラグインを利用します。これ移行はAll in One SEO Packを利用して応用設定を進めて行くので、まだインストールしていない場合は、以下の記事を参考にぜひインストールしてみて下さい。
・【図解入り】All in One SEO Packのインストールと初期設定方法
All in One SEO Packをインストールすると、このように記事の詳細な設定をする事ができます。それではこれ以降、All in One SEO Packの設定に沿ってブログ記事の最適化方法を解説します。
7-1. Main Settings と Social Settings
All in One SEO Packでは、記事投稿について『MainSettings』と『SocialSettings』、2つの設定をする事が可能です。
・Main Settings:検索エンジンでの表示設定
・Social Settings:ソーシャルメディアでの表示設定
実際の画面を確認してみますと、
【Main Settings】検索エンジンでの表示
【Social Settings】ソーシャルメディアでの表示
このように検索エンジン、SNS上での表示方法を指定できます。赤枠が記事のタイトル、そしてオレンジ色が『メタディスクリプション』と呼ばれるパーツです。検索エンジンの表示にあるタイトルとディスクリプションの間の緑色の文字は、記事のURLです。これが先ほど設定した『パーマリンク』です。
これらの設定はクリック率の上昇、アクセスアップに非常に重要な設定ですので、ぜひ手順通りに設定を進めましょう。
8. Main Settings設定
Main Settingsでは、検索エンジン表示の設定ができます。
8-1. タイトル設定(Title)
記事タイトルの設定です。
『Title欄』には、一番最初に記入した、記事のタイトルをそのままコピー&ペーストするだけで大丈夫です。
8-2. メタディスクリプション設定(Description)
メタディスクリプションは、120文字以内の収めましょう。スマホ表示の場合はもっとカットされてしまうので、スマホを意識する場合は60文字以内に設定するのもアリです。
メタディスクリプションは、SEOへの直接的な効果はありません。ただ、検索者さんはメタディスクリプションで設定した説明文を見て記事を見るかどうか判断する場合が多いので、アクセスを増やすには絶対設定すべき項目です。
・meta descriptionは必ず設定すべき3つの理由
一つ注意点を上げれば、同じサイト内で同じメタディスクリプションを使い回すと、コピーコンテンツとして認識されてしまい、ペナルティを受けてしまう可能性もありますので、メタディスクリプションを設定する場合は、全ての記事でオリジナルな文章を設定しましょう。
8-3. メタキーワード設定(Keywords)
メタキーワード設定では、記事のメインとなるキーワードを指定する事ができます。
昔は効果のあったメタキーワードですが、現在ではSEO的な効果は無いと言われているので設定しなくても大丈夫です。設定しても損する事はないので、もし設定する場合は3語以内を推奨、単語間はカンマで区切りましょう。
さて、基本的にはここまで解説した『Title』『Description』『Keywords』の3点を設定すればMainSetingsはOKです。続いてもう少し細かな設定を解説します。
8-4. 詳細設定
・Robots Meta NOINDEX:noindexにチェックを入れると、その記事は検索エンジンで表示されないようになります。価値の低い記事は検索エンジン的にマイナスの評価を受けてしまう場合があるので、noindexを入れる事により、低評価を受ける事を回避する事ができます。
参考-ブログ記事の目安となる理想の文字数とは?
・Robots Meta NOFOLLOW:noffollowにチェックを入れると、クローラーの巡回を回避する事ができます。クローラーとは、検索エンジン上に巡回しているページの価値を判断するロボットの事です。なので商品の決済ページや、メンバー専用ページは評価してもらう必要がないので、このような検索エンジン上不要なページにはnofollowを設定する事を推奨します。
詳細設定で使うのは、主にこの2つぐらいかなと思います。
続いてSocial Settingsへ移りましょう。
9. Social Settings設定
Social Settingsでは、SNS上での表示をしていする事ができます。まずは『Social Settings』のタブを選択しましょう。
・Title:記事タイトル
・Description:メタディスクリプション
・Image:アイキャッチ画像を選択
・Twitter Card Type:Twitterでの表示方法の選択
Social Settingsでは、上記4点を設定すれば大丈夫です。『Title』『Description』は “Main Settings” で設定したのをそのままコピー&ペーストするだけでOKです。もちろん、検索エンジンとソーシャルメディアで表示方法を変えたい場合は、ここに直接記入すれば変更する事もできます。
Image設定ではアイキャッチ画像や、本文中に画像を挿入している場合はそれらの画像も表示されますが、特に無ければアイキャッチ画像を指定しましょう。
Twitter Card Typeでは、Twitterでの画像や文章の表示される方法を指定する事ができます。『Summary Large Image』もしくは『Summary』を選択しましょう。
これで投稿記事の設定が一通り終わりました。『下書きとして保存』をクリックし、設定を保存しましょう。
10. 最終確認をしよう
設定が終了したら、記事を投稿する前に最終確認をしましょう。
記事投稿画面、右上から『プレビュー』をクリック。そうすると、公開する前に実際の画面表示を確認する事ができますので、誤字脱字や画像の反映など、しっかりと確認しましょう。
プレビューを確認し、不備が無ければ『公開』をクリックして無事記事投稿の完了です。
アクセスアップには、小さな積み重ねが重要です
文章にすると長い説明になってしまいましたが、慣れれば記事投稿画面で一つ一つの項目を埋めていくだけなので、無意識に設定できるようになります。
このような小さなん設定を積み重ねる事で、後々のSEOやアクセスアップにとても大きな影響を及ぼします。
最初は大変かもしれませんが、慣れるまで確実に漏れがないように一つづつ着実に設定していきましょう。
文章スキルを上げるには、
を参考にして、日々の発信から鍛えていきましょう。