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Googleの右側広告廃止により広告費の高騰が考えられる件。【PC版リスティング広告】

マーケティング この記事は約 7 分で読めます。
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ここ1週間の話ですが、インターネット広告において世界的な大きな変化が訪れました。それがタイトルにもある通り、

『GoogleがPCやデスクトップでGoogle検索を利用した時、検索結果画面に表意される右側広告の廃止を決定した。』

という事です。

今週に入ってから、完全実装されている模様です。

後ほど過去と現在のキャプチャ画像での比較を載せますが、以前であれば競争が激しいキーワードの場合、通称プレミアムポジションと言われる検索窓下の反応率の高い広告に加え、右側のスペースに8個も広告が表示される場合もありました。

広告枠が少なくなる事により、少ないパイの奪い合いになるため今後はGoogleで広告を出稿する場合は広告費が高騰する事が考えられます。

細かい事はキャプチャ画像でも見比べながら、
今後の広告について考えてみようと思います。

ビフォー&アフター

まずはビフォー&アフターを見てみましょう。
1月19日の表示と2月24日現在の表示を比べてみます。

ルール変更前

以下は2016年の1月9日に投稿した記事から引用してきた画像です。

【Before】

1(引用:ブログを作成するなら絶対にWordPressをおすすめする3つの理由

この画像は『ダイエット』という超激戦ワードでGoogle検索した検索結果画面です。

中心に表示されている赤枠内の3つの広告は、通称プレミアムポジション(プレポジ)と呼ばれていて反応率が高い広告表示ポイントです。そしてプレポジに加え、右側の余白部分にも赤枠で囲まれた広告がキャプチャ画面上では8個表示されています。

今回Googleの仕様変更により、この右側の広告が廃止されるという事です。

(スマホ検索の場合にはこの右側広告は表示されないので、今回の使用変更はPC、もしくはデスクトップ使用時の変更になります。とは言っても今はおおよそPCとスマホのアクセス比率は半々ですので、検索結果の50%に影響を与えるとても影響力の高いルール変更です。)

ルール変更後

同じく本日2月24日に、『ダイエット』のキーワードでGoogle検索してみました。

【After】

2
画像の通り現在ではプレミアムポジションに4つの広告が表示され、
右側広告が完全に無くなってしまいました。

この画像を比較すれば、いかに今回のルール変更が大きな変化であるかという事がお分かり頂けると思います。

特にPPC広告・リスティング広告の世界では、マーケターや広告担当者が日々0.1%の反応率向上を目指しテストを繰り返し、1クリック当たりの単価を数円、数十円削るために血のにじむような努力を重ねています。

毎月数百万、数千万、もしくは億単位で広告費を投入するわけですからね。

今回のルール変更により、広告出稿の大きな混乱が起こる現場もあり、場合によっては会社運営そのものに大きなダメージを与えるケースもあると思います。

一見すると広告の世界って花形部署にも見えるのですが、広告の世界って0.1%単位での地道なテストの繰り返しであり、実際はかなり泥臭い世界なんですよね。

Googleの意図とは?

今回のルール変更には、スマホ表示とPC表示を統一化させる意図があるという事です。

モバイルファーストを着々と実現してるという事ですね。

ユーザビリティ(顧客利便性)を考えても、今回のルール変更は正解であると僕は考えており、今までだと競合の激しいキーワードで検索すると、仮にノートPCぐらいの画面の大きさだと検索結果の8割が広告だったりして極めて使い勝手が悪かったわけです。

しかし、今回のルール変更でかなり検索結果画面がスッキリした印象を感じるので、ユーザビリティの面から考えても正解だと思う訳です。

広告費の高騰が考えられる

今後は基本的に上部3つ、下部3つの計6つが広告枠として設定されるとの事です。

(一部キーワードではプレポジ部分にもう一つ枠が追加されるとの事なので、最大に7つの広告が表示されるとの事です。)

それを考えると単純計算で、今までのプレポジ部分と右側広告を合計して最大で15に近くなる程の広告が、基本6個しかない広告枠を取り合う事になるので、広告費が高騰する可能性が極めて高くなる事が考えられます。

例えば今まであれば、プレポジ表示されるとクリック数が多くなる分、広告費も多くなり、興味本位のクリックも増えるので成約率も下がり、場合によっては採算が合わないなんてケースもあった訳です。

なので右側広告で表示された方が広告費が抑えられるので、しっかりと成約までの導線を作り込む事によりプレポジ表示よりも効率経営する事なんかもできた訳です。

しかし、今ではなんとしてでも上部の3つ、もしくは4つの広告枠に食い込まなければならないので、広告費の高騰は避けられないと思います。

自社サイト構築の流れがさらに加速する

広告費の高騰により一層、自社サイト構築の流れに拍車がかかると思います。
いわゆる、オウンドメディアです。

広告出稿はもちろんGoogle以外にもYahoo!もあればFacebookやTwitterなどの各種SNS広告も存在します。

しかし、SNSはコロコロと規約やルール変更があり、今までの常識が明日には通用しなくなる事があるのです。mixi見たいに一気に廃れる可能性もありますし。

もちろん、SNS広告から利益を上げる事は可能ですし、
むしろ今が旬なのではないかと思うぐらいアツい市場です。

しかし、資産価値で考えてみると、毎月一定の広告費を投入するよりも、やはりその広告費を自社サイト運営に当てた方が長期スパンで考えるとどう考えてもおトクです。

なので今回のルール変更により、

『広告に頼らないでネットから売り上げを立てる方法。』

への関心がさらに高まるのではないかと考えます。

まとめ

今回のようなルール変更はネットの世界ではよくある事です。

特に経営者であれば、このような突発的なルール変更に対応できるよう、日ごろから運転資金に余裕を持っておいたり、収益の柱を1本に頼らず、2本、3本と分散させておく事も重要です。

ちょっとビジネス的な話をしますと、例えばスタートアップの段階ではとにかく目の前の仕事で実績を積み重ねるしかないので、取引先の一極集中も仕方ないですが、いつまでも特定の取引先等に依存するのはとても危険です。

例えば仕入れの8割が1社に依存してるとか、売り上げの8割が1社に依存してるとか、かなりリスクが高いです。先方がダメになったら自社も道連れとなり、一夜にしてゲームオーバーです。

よく3本の矢と言われたり、三国志だったり、日本は携帯会社も大手3社ですし、銀行も統廃合を繰り返し、結局は現在の3行のメガバンクに収まりました。3という数字はバランスの良い数字なのです。

何が言いたいのかというと、PPCやリスティングだけに収益を依存するのではなく、PPCやリスティングからも利益を出し、SEOからも利益を出し、実店舗からも利益を出しましょうという事です。3つの収益の柱が完成すると、経営に余裕が生まれ、だいぶ楽になります。

経営に余裕が生まれるという事は、福利厚生を充実させ従業員に還元する事もでき、何より自社商品、自社サービスのクォリティを上げ、お客様へさらに価値を還元できるようになります。

広告の話からだいぶ話がそれてしまいましたが、まとめると、

・広告費の高騰が予測される。
・さらにメディアサイト構築の競争が激しくなる。
・ルールはよく変わるので収益の依存は危険。
・まずは3本の収益の柱を目指そう。

という事です。

広告の世界は数字が全てなので、
ルール変更を考慮しながらテストを繰り返し、
さらなる反応率の向上を目指しましょう。

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大学卒業後、某企業へ就職。
その後サラリーマン生活を経て、脱サラ・起業。
気まぐれで独り言を不定期更新。

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