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Amazonが送料無料を終了し有料化へ。プライム会員は引き続き無料。

マーケティング この記事は約 7 分で読めます。
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Amazonが全品送料無料を終了し、送料を有料化すると発表しました。

正確には、しれーっと、誰にも気づかれぬよう告知も無くルール変更がなされました。

今後は合計額が2,000円以上の場合は送料無料、2,000未満の場合は配送料として350円が加算されるという事です。

プライム会員の場合は、引き続き全品送料は無料になるという事です。

今まで頑なにプライム会員になる事を拒否してきた僕ですが、おそらくこれを機に、プライム会員になってしまうかもしれません。

今回はAmazonの送料有料化を元に、プラットフォームビジネスについて考えてみようと思います。

Amazonの送料有料化から、ビジネスとシェアについて考えてみる

ビジネスで大きな結果を残すには、シェアの確保がとても重要で。
特にインターネットの世界では、それが顕著です。

例えばニュースアプリと言ったらグノシーですね。

一昔前にグノシーは、資金調達した資金のほとんどを広告費に投じ、赤字前提でグノシーはシェアを取りに行きました。

シェアさえあれば、後からなんとでもなる事をしっかりと理解していたのです。

これはスマホアプリ業界でも同じようですね。僕はスマホでゲームを一切やらないのでスマホゲームについてはそこまで深く分からないのですが、10個や数十個アプリを開発して1つでも大当たりすればOKのような、とってもギャンブル性の強いビジネスです。

年々競争も激しくなり、開発費等もかさみ、消耗戦になっているようです。

しかし、mixiがモンストで復活したように、1つ当てれば会社ごとV字回復するぐらいの威力があります。かなりギャンブル性の高いビジネスですね。

シェアを追い求めたのはAmazonも同様で、2000年に日本へ上陸して以降、僕の記憶が正しければ、確か購入合計額が1500円以上で送料無料だったハズです。

そして2010年前後!?ぐらいに全品送料無料になったと記憶しています。

ほんの数百円の中古本も送料無料で受け取れるなんて、プチ革命だと僕は感じました。

ではなぜこのタイミングでAmazonは送料の有料化を決めたのか?それについて僕なりの考えを述べてみようと思います。

拡大⇒回収がプラットフォームビジネスの基本

プラットフォームビジネスの基本は、いかに多くのシェアを取るか?という事です。

(プラットフォームビジネス=場の提供です。)

Amazonが全品送料無料を発表したとき、通販業界が激震しました。
僕もかなりの衝撃を受けました。

そして通販業界と同じぐらい、運送業界にも衝撃が走った事でしょう。その後、佐川急便がAmazonと手を切った事は有名な話です。

Facebookだってシェアを取るまでは、ひたすら顧客獲得に注力し、Instagramにしても、広告昨日が搭載されたのは比較的最近の話です。

とにかくプラットフォームビジネスでは、シェアやユーザー数が重要です。

最初からFacebookに広告がバンバン流れていたら、恐らく多くの人はうっとうしくなり、Facebookの利用を辞めてしまうでしょう。

人のいない所に企業は貴重な広告費を使いたくないので、広告を出しません。⇒広告収入を得られないという事です。

Instagramも同様です。とにかくユーザーを増やす。シェアを取る。そしてある程度世の中に浸透してきてから、広告を募集し、広告からの収入を発生させる。やってる事は同じです。

一度手放せない存在にさえなってしまえば、多少広告が表示されようとも、使わざるを得ません。なのでそこから収益を生み出す事ができるのです。

Amazonは、もう手放せない存在になってしまった

なぜ、このタイミングでAmaozonはいきなり送料の有料化を発表したのか?

それは、『機が熟した。』という事です。

Amazonの中の人も相当頭が良いでしょうから、売り上げや他の楽天等のネットショッピングとの兼ね合いから、規模やシェアなどが一定のラインを越え、利益を回収するタイミングに差し掛かったと考えたのでしょう。

古本屋さんから少しずつ規模や取り扱商品を増やし、シェアを広げる事を第一とする挑戦者の立場から脱却したという事です。

僕は今まで頑なにプライム会員になる事を避けてきました。

『今回の注文からお試しでプライム会員を試してみる!』

というしつこい案内を、
嫌という程避けてきました。

しかし、今回送料が有料化される事により、恐らく僕はプライム会員になってしまうでしょう。それほどまでに、少なくとも僕の生活にはAmazonはなくてはならないモノになってしまっているのです。

日本がプラットフォームビジネスに弱い理由

Amazon、Apple、Google、Facebook等、今世界を圧巻している企業は全てアメリカの企業です。

教育水準や給与水準、そして治安も世界トップクラスであるハズの日本がなぜ世界的なサービスやプラットフォームを生み出す事ができないのか?

理由は色々と考えられると思いますが、僕が思う一番の理由は、

『国内で事足りてしまう。』

という事です。

1億総中流と言われている通り、世界と比べると、日本には大きな格差はありません。もっと言えば、最低限の生活は何らかのかたちで遅れるという事です。

サラッとビジネスをすれば、自分や家族を養えるぐらい稼ぐ事は可能ですし、世界に目を向けてわざわざ競争の激しいトコに飛び込むよりも、まずは身近なところからしっかりと実績を積み上げる事が重要ですね。

楽天なんかもアメリカではかなり苦戦してるらしいですし、東京を基盤とするビジネスで地方進出するだけでかなりバランスが崩れるのに、それが海外進出となると、格段にマネジメントの難易度は高くなります。

サイバーエージェントの藤田さんも、文化の違いから、海外での現地採用の人材マネジメントはとても難しいとどこかで行っていたような記憶があります。

特にアメリカでは、パクりパクられのシリコンバレー内の競争に勝ち抜く時点ですでに世界規模でのビジネスモデルが求められるわけで、日本なんて地域になじめば取り合えず食ってはいけるようになれる訳です。

日本は遅れてると言える一方で、日本のビジネス環境は極めて恵まれているとも言えるでしょう。

まとめとビジネスを連続で成功させる起業家の特徴

ちょっと話があっちへ行ったりこっちへ行ったりしてしまいましたが、まとめますと、

・プラットフォームビジネスでは、何よりもシェアが重要。
・だからAmaoznは、送料を無料にして、とにかくシェアの獲得を第一にしてきた。
・ある程度シェアを獲得したからこそ2000円以下の送料を有料にして、利益回収フェーズに到達した。

という事です。

そして僕がこれまで色々な方にと接してきた中で、やはりビジネスが上手い人はプラットフォーム思考が強いなという事です。

プラットフォーム思考とは、何もAmazonのような通販の場を提供する事や、FacebookのようなSNSを作る事でもありません。

手数料ビジネスだったり、継続課金モデルだったり、しっかりと明確に商品ラインナップがされていたりと、単発の売り上げでに頼らないビジネスモデルを作る能力があるという事です。

シェアを増やしたり、しっかりと価値のあるサービスを提供できているのであれば、今回のAmazonのように手数料を上げたとしてもユーザーはついてきてくれるのです。

今取り組んでいるビジネスにプラットフォーム思考を取り入れる事で、想像できないアイディアが浮かぶかもしれません。

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大学卒業後、某企業へ就職。
その後サラリーマン生活を経て、脱サラ・起業。
気まぐれで独り言を不定期更新。

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